転売ヤーの末路はロクなものではない【稼げるのは一瞬、継続は無理】

  
僕は転売ヤーでした。 

元旦に福袋を買うために大晦日に伊勢丹に並んでいたことがあります。 
 
そして、ヨドバシカメラにも並んで福袋、いやあれは福箱かな。 
 
それを車いっぱいに買って売ったこともあります。  




ハワイに旅行に行った時にセール中のレスポートサックのバッグを買って売って5000円くらいの利益を出したこともあります。 
 
確かに稼げはするんですけど、意外と疲れます。 

だって、次から次へと情報を仕入れないといけません。 

そして、正直な話、心が折れそうにはなります。 

なんでこんなことやってるんだろう?って思う瞬間もあります。  

 
あと、まったく稼げない案件もあります。その時の絶望感はやばいです。 
 
今はもう情報が出回りすぎてそこまでおいしくないって思います。
 
 
だから、転売ヤーが稼げていそうだと感じることがあったとしても、たいていは幻想です。 
 
もう稼げていないから、それをSNSで自慢してそこで何とかバランスを取ろうとしているんだと思います。 
 
 
ここまでSNSが発達していなかった頃に転売ヤーをしていたら今よりは稼げていそうです。 
 
でも、きっとひどい末路になっていることでしょう。 
 
 
転売で稼げてしまうと、何でみんなこんなに簡単ことをしないんだろう???って思っていまいます。  
 
そして、人を見下します。 




満員電車に乗るよりも、福袋の行列に並んだ方が稼げるじゃないかとか思っちゃいます。 
 
でも、それって生涯年収で見たら、まったくもって負ける転売ヤーの方が多いことでしょう。 
 
たまたまうまくいっているだけって人が大半だと思います。 
 
 
ずっと転売で稼ぎ続けるとしたら、もう会社にして人を雇ってやるくらいの勢いがないと無理です。 
 
 
個人てやるとしたら、数万円は稼げるかもしれないけど、毎月ちゃんと普通に生きる額は難しそうです。
 
それができている人がいたとしたら、それはかなりの努力の元に成り立っていることだから、そこまで非難しなくてもいいんじゃないかって思っちゃいます。 
  
 
どんな仕事でも、それでご飯を食べていくってことは大変なことです。 
 
楽な瞬間はあるかもしれないけど、そんなにお金稼ぎは楽なものではないです。 




楽に稼げたとしたら、それは疑った方がいいです。 
 
だって、その稼ぎ方はみんな欲しいです。 
 
そして、同じ様な稼ぎ方をした人はきっといるはずです。 

その人が他の人に教えるかもしれません。 

それで情報を売って稼ぎ出す可能性も高いです。 
  
そうなってくると同じことをやる人がどんどん増えてライバルだらけになって稼げなくなります。
 
 
だから、楽に稼いでいる転売ヤーはあっという間に稼げなくなることでしょう。 
 
 
転売ヤーを非難している人は、ほんとうに欲しい人が買えないからって理由もあるとは思います。 
 
あとそれとは別に嫉妬もあるかな。 
  
真面目に働いていないのに、人が嫌がることをやっているのに稼ぎやがって思うかもしれません。 
 
でも、生涯年収とかで考えたらそんなに稼げない人がほとんどなので、嫉妬することもありません。 
 
 
きっと稼げている人はそういった並んでいる人を雇っている方だと思います。 

だから、表には出てきません。 




僕が転売をするために並んでいた時、最前列にいたのはホームレスでした。  

雇っている人がいたことでしょう。そんなすごい人がいるんだって思いました。
 
 
それホームレスもうれしいですもんね。 
 
寝る場所を買えるだけでお金がもらえるわけです。 
 
いくらあげているかは分かりませんが、ホームレスから見たら大金なことでしょう。 
 
 
これ賢いなって思うけど、やっぱり実行力がすごいですもんね。 
 
いくらそれで稼げると思っても、自分がやろうとは思えません。 

ホームレスに声をかけて、口説いて、並ばせるなんて無理です。 
 
 
そういった周りがやらないことをやれる人は強いです。 
 
稼ぎ続けるなら、そこにいかないと難しいです。 

一瞬稼げる方法はたくさんあるだろうけど、ずっと稼げる方法というのはないのではないだろうか? 




というわけで、転売ヤーの末路はそんなにたいしたものではない人が僕を含めてほとんどだと思います。 
 
きっとずっとそれをやっているわけではなくて、他のことをやりだした人も多いはずです。 
 
だから、転売ヤーを見たら、そのうち稼げなくなるだろうから、今のうちに稼いでおいた方がいいですよ! 
 
って、これくらいの気持ちで見ておくのがちょうどいいなって思います。 
 
そうすれば、嫌な気持ちもあまりしないのではないでしょうか? 
 
 
そして、できることなら自分も転売のチャンスを伺って、少し稼いでみるのもいいかも。 

転売ヤーに文句を言えるってことは、どんなことをやっているのか分かるってことです。 
 
自分もそういったことを少しやってみるのもありです。