今日、出会った84才のおじいちゃんはとっても元気でした。
耳も遠くないし、何より話すのが早い。脳もフル回転していている。
これだけ元気な人も珍しいです。今まで大きな病気もしたことがない。ご自身は病院の先生をやっていて、そんな先生だったら自分が歩くだけで広告になるから人気あったんだろうなって思った。
82才で仕事を辞めたそうですが、そのあとも診て欲しいと言われるそうです。
あれだけ元気な人が診てくれるんだったら説得力があります。もう気持ちから元気になれそうな感じですね。
毎日4時に起きて、20時には寝るそうです。
朝ご飯をちゃんと食べて排泄をして、お昼ごはんも食べて、1人で生きている。ごはんも作っている。ワイドショーを見ながらお昼ごはんを食べるそうです。
祈りと感謝だけは忘れない様にしていると言っていました。
朝、起きたら水を飲み黒砂糖を食べて、生きていることに感謝。
トイレに入ったらトイレに感謝。
近くの神社にも毎日行って祈っているそうです。
そうやって、丁寧に生きることが今の自分はできていない。
いつもそわそわして焦ってしまっていると思う。
見習いたい。
スマホは持っていなくて、DVDもない。いまだにビデオデッキを使っていました。
扇風機もアイロンもドライヤーもすごいレトロなもの。
冷蔵庫も30年以上前のもので、とにかく派手さがない質素な生活。
でも、だからこそ健康であり、体に負担がない生活なのかもしれない。
僕は毎日スマホを見つけて、座ればノートパソコンを開いて何かやっている。
歩くときはイヤホンを耳に突っ込み、音楽を聴いている。
体への負担がちょっとずつたまっていっているのだろうか?
でも、今更これを辞めようとは思えない。習慣と言うのは恐ろしい。
というか、中毒性がありますね。
中毒です。これなしでは生きられない体質になっている。
別になくても生きていけるのに、なんでないと生きていけなくなっているんだか、理論的には説明できませんが、そうなっているんだからしょうがない。
そういったことがなかった時代の人の方が強くできているのかもしれないな。
僕なんて孤独に耐えられないと思うし、きっと弱くできているんでしょうね。
自分が80歳を超えた時のことなんて考えられないけど、1人暮らしをしていて、いつ死んでもおかしくない年齢ではある。そんな中でも未来に向かって生きていけるのだろうか?
そんなことを考えてちょっと不安になるけど、その時の気持ちはその時にならないと分からないんだから、今、考えてもしょうがない。
そんなことより数か月先、来年の方を考えた方がいい。もっと真面目に自分の人生を考え直してみてもいい。流れ流され、あまり変わらず今年は終わってしまいそう。自分は何がしたいのか?どうしたいのか?一体どこへ向かいたいのか?ちゃんと考えて今年の終わりへと向かって、来年はそっち側に進める様にしていこう。